音声配信プラットフォーム「Voicy」から学ぶ【新時代の話す力】

Voicy代表の緒方さんが本を出したみたいだよ!
どんな本なんだろう?

こっしー

あなたの声のチカラを生きるための武器にしてくれる本です。

この本はこんな方におすすめ
  • 人前で話す力をつけたい
  • 話し方を学びたいけど、なにから勉強したらいいかわからない
  • コミュニケーション力を高めたい
  • 【新時代の話す力】がどんな本か気になる

近年ではネット環境の充実に伴い、情報があふれていて個人が持つ情報に大差がない時代になってきました。
社内外を問わず「何を話すか」よりも「誰が話すか」が求められるようになります。
なのできれいな話し方よりも、あなたらしい話し方を身に着けることが最も重要です!

本書では理論編と実践編に分けて解説されており、ビジネスパーソンはもちろん、教育者や学生の方にも読みやすく実践しやすい内容になっています。

この記事では話し方を勉強する前に「新時代の話す力」をおすすめする理由と「話す力」の今後の必要性について触れています。

最後のまとめでは、私の感想と日常での生かし方を記載しています。ぜひ最後まで読んでみてください。

こっしー

「話す力」はあなたの人生を豊かにします。

新時代の話す力 君の声を自分らしく生きる武器にする [ 緒方 憲太郎 ]

価格:1,760円
(2023/5/11 21:34時点)
感想(2件)

目次

話す力とは「あなたが人から求められる力」

「話す」とは、聞き手のことを考えて相手に合わせた発信をするコミュニケーションのことです。
この「話す」ことが上手にできる人は、人から「もっと話したい」「この人の話をもっと聞いてみたい」「この人と関わりたい」と思ってもらえる人になります。
今後言葉で情報発信をしたい方や、私と同じ管理職の方は「話す力」は必ず身につけておきたいものですね。

著者である緒方さんが運営するVoicyでは個性的なパーソナリティが様々なジャンルで音声発信を行っています。
パーソナリティには著名人もいれば学生さんまで様々な方がいらっしゃいますが、フォロワーが10万人を超える人気パーソナリティは「自分らしさ」を全面に押し出し、聞き手を毎日楽しませてくれています。
言い方を選ばなければ、万人受けするきれいな話し方をしている人のほうが少ないように感じます。
気になった方は是非Voicyを聞いてみてください。
理想の話し方をしているパーソナリティを見つけて真似をしてみるというのも良いですね。

こっしー

本書のゴールは「『話す力』を武器にして人から求められるようになり、自分らしく生きられるようになること」です。

話す力をつけるメリット

メリット
  • 自分のことをより深く理解してもらえる
  • 職場仲間や顧客に理解され、信頼関係が生まれる
  • あなたのことを深く理解し、共感してくれるファンができる
  • 自分の人生を自分らしく歩くための力になる
  • 男女問わず人にモテるようになる

コロナ渦を経て、顧客や仕事仲間にも直接会える時間は限られています。そんななかで効率よく人とコミュニケーションを取る必要が出てきました。
ビジネスで大切な武器になるのはやはり「話す力」ですよね。
短い時間で濃密なコミュニケーションが取れる「話す力」を身につけると、付き合う人の幅が広がり、新しいチャンスにも繋がります。

一昔前は「飲みニケーション」があり、上司や先輩とコミュニケーションを取れる時間がありました。しかし、コロナ渦に入社した若手社員は「飲み会」を知らない社員が多いですよね。
「話す力」があればそういった余白がなくても成果を出せるのです。

話す力を鍛えないリスク

良い意味でも悪い意味でも多様性にあふれる時代になってきます。
ジェンダーや政治信条に宗教、価値観など様々です。多くの人がパラダイムシフトを余儀なくされるでしょう。
すべての人を理解することは困難で、配慮に欠いたちょっとした発言が原因で一般人でも大炎上し、大打撃を受けることがあるかもしれません。
内容によっては「頭が悪い」「モラルが低い」と思われ、信頼を失います。
よって「話す力」は多様性の時代を生き抜くために不可欠なスキルと言えます。

経営者は自分たちの会社のメッセージをしっかりと顧客に届ける必要があります。優れた人材を雇いたいなら、あなたの会社で働くことの魅力をしっかり伝えなければいけません。
マネージャーやリーダーはハラスメントに配慮し、良好な人間関係を構築しつつマネジメントをする必要があります

数々のリスクと隣り合わせの状態で生きていかなければいけない昨今「話す力」を鍛えない選択肢はないと感じます。

話す力を高める3つの要素

本書が目指すゴールは「話す力を武器にして、人から求められ、自分らしく生きられるようになること」とされています。そのうえで必要なことを3つに分けて説明していきます。
それは「伝わる」「聞く」「場を作る」です。

第6章から第8章まで、本書のおおよそ7割ほどを「伝わる」「聞く」「場を作る」の3要素の説明にあてているほど重要な部分です。
それぞれ一部だけご紹介します。

『伝わる技術』

本人は気づいていないけれど、同じ単語ばかりを繰り返す人は多いものです
自分ではいつも通り違和感なく話していても、知らずに聞き手がストレスを感じている可能性もあります。
すべての表現を「やばい」で表現していませんか?私も子育てを始めてから「やばい」を無意識に多用していることに気づきました。子育てをきっかけに無意識の口癖に気づきましたが、きっかけがなければ今でも気づかず使っていたでしょう。
客観的に自分を見る機会を設けることも重要です。

「話す力」がある人はもれなく「間」の使い方がうまいです。
一文と一文の間にしっかりと「間」をつくることで、話し手の感情や伝えたいポイントが聞き手に伝わりやすくなり、より一層魅力的な話になります。
さらに、「間」をしっかりと取れる人は自信を持って話しているようにも感じられ、聞き手は話し手のペースに身を委ねやすくなるようです。

『聞く技術』

「話し上手は聞き上手」
話すことがうまくできない場合でも、聞くことがうまくなれば会話は格段に良いものになるのです。

会話の主役、実は「聞き手」なんです。
話し手からいかに自分らしさを引き出せるかは聞き手次第であり、重要なポイント。
「聞く技術」によって話し手が伝える内容は変わってくるわけです。
もし、話し手がつまらない話をしていたら、その責任の半分は聞き手であるあなたにあります。話を面白くするのもあなたの「聞く技術」次第なのです。

あなたの「もう二度と話をしたくない人」はどんな人ですか?
私は、話を聞いてもらいたいのに「いや」「でも」から始まり、「俺も前にもっとすごいことがあってさぁ、◎△$♪&%♬◇×?!」とすべての会話を奪い去る「会話どろぼう」には話をしたくないと思ってしまいます。
実は本人に自覚がないことが多いようで、悪気も一切ないとのことです。
しかし、満足度の高いコミュニケーションをしたいなら、まずは相手の話を受け入れることが大切なのです。

「間」を制するものは会話を制する。それは聞き手も同様です。
「間」をうまくコントロールすることで、話し手のペースを整えたり、感情を落ち着かせたりすることができます。
話がヒートアップしてくると話すスピードは早くなりがちです。そこで聞き手は意図的に、ゆっくり相槌をうつように心がけてみましょう
「ああー、なるほど」
「はー、そういう、ことですか」
こうした合いの手を入れて、話し手のクールダウンを促してみましょう。
実際、「間」をうまく取れずに会話が盛り上がらないケースは少なくありません。もし、早すぎたり遅すぎたりするなら、相槌やうなづきでペースをコントロールし、お互い気持ちよく会話のキャッチボールができる「間」を見つけましょう

『場を作る技術』

「伝わる」「聞く」はわかるけど「場を作る」に疑問を持った方は少なくないと思います。
「場を作る」というのは、聞き手と話してに共通したコミュニケーションの足場を作るということです。
話し手と利き手が快適に話し合える雰囲気を作れるだけで、話の内容も変わってきます。

アイスブレイクで安心できる「場」を作る

安心して話すためには、話し手の「心理的安全性」が確保されていることが重要です。
特にビジネスシーンでは、リーダーが心理的安全性を大切にしていないと、会議では議論が盛り上がらず一方的な報告で終わってしまいます。
心理的安全性を感じてもらうためには3つのポイントがあります。

ポイント
  1. あなたと話せてうれしいとしっかり伝えること
  2. 自己開示をすること
  3. なんでも話してほしいとお願いをすること

あなたと話せてうれしいとしっかり伝えると、それだけで相手はホッとして話しやすく感じてくれます。
自分から腹を割って話すことで「そこまで話していいんだ」と思えるようになります。話し手が何か隠していたり、はぐらかす態度をとってしまったりしてしまうと、相手は距離感を感じて会話が深まることはないでしょう。
自由に話ことを「頼まれたこと」だと思えば、相手も安心して話せるでしょう。

ビジネスの場などでは、まじめな雰囲気になりがちです。ピリッと気持ちが締まることは良い場合もありますが、なかなか発言しづらいですよね。
例えば会議中に、いつもニコニコしていたり、大きなリアクションを取ったりしている人がいたらみんなの雰囲気は明るくなるとは思いませんか?
率先して感情を出し、みんなが感情を出しやすくリードする人がいると、その場は活性化します。
最初は少し勇気がいりますが、一歩踏み出してみると、あなたの発言に続く人が必ず出てくるはずです。

実践してみた効果

私は役職柄、1on1ミーティングを毎月のように行っています。目的は部下の進捗管理が前提ですが、なによりもコミュニケーションを重要視しています。なのでミーティングのほとんどの時間を雑談が占めています。
そんななか、本書を読んで実践し、とくに効果があったものを2つご紹介します。

無意識の口癖を自覚し、なくすこと
私は正直、口癖なんてないと思っていました。
ふと気になり、1on1ミーティングを録音してみました。なんと「なるほど」をびっくりするほど多様していました。ふた言目には「なるほど」、なにか返事を返されると「なるほど」と・・・。
やはり口癖は本人に自覚はありませんね。
自覚してからは相槌のバリエーションを増やしました。相手の話に合わせて相槌を選択することにより、話に勢いが増して、より深いコミュニケーションが可能になりました。
一度自分の会話を客観的に見ることを強くおすすめします。

自分の反論や持論を展開しない
管理職の方には共感いただけると思いますが、部下から報告を受けた際に疑問を持つことが多くあります。
「なんでその方法を選んだのだろう。こっちのやり方のほうが成功するのに・・・」などです。
管理職になりたての頃は「こうしたほうが良い」「その方法では失敗するよ」などと伝えていました。しかし、それでは心理的安全性は確保されず、”なにも話したくない上司”になってしまいます。
まずは間違えていたとしても受け入れて、話を最後まで聞いてあげるよう心掛けています。最近では、失敗も部下の経験になるというスタンスで、間違いだと気づいていても強制的に正すことはしていません。
その結果、私の部署では会話が絶えず、活気のある部署になっています。年度が終わり、異動する部下たちから「ここの部署では本当に楽しく仕事ができた」と言ってもらえることもあり、管理職にやりがいを感じています。

まとめ

いかがだったでしょうか。

この記事では「話す力」の重要性と、本書から引用した「話す力を高めるための要素」を説明いたしました。
これからの時代は国語力を基礎とした「話し方」よりも人間力を基礎とした「話す力」が生き抜くためには必要だと私は考えています。私のような管理職はもちろんですが、入社間もない若手社員にも是非読んでいただきたい一冊です。

今回も誰かの『?』に寄り添うことができたら幸いです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

◆自己紹介
名前:こっしー
職業:会社員
社員数3500名ほどの企業で現職のマネージャーをしています。
10年以上、自動車業界に携わってきました。
二児の父。愛犬家。
◆趣味:読書
年間50冊以上のビジネス書を読み漁っています。長い通勤時間で読むので、4日で1冊ペースです(目標)。
◆ブログのテーマ
「だれかのはてなに寄り添う」をテーマにブログを運営しています。長いこと管理職をしている私の経験と知識が”だれかの疑問や不安の解消””学びのサポート”になれば幸いです。

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